解析の結果、死亡のリスクは、目的を強く持っていると回答した「6点」のグループと比較して、「4~4.99点」のグループで67%、「3~3.99点」のグループで72%、「1~2.99点」のグループで2.43倍、統計的にも有意に高いことが示されました。
目的や生きがいを持つことは健康によい生活習慣をする傾向にあり、それが結果として健康寿命の延伸をもたらしている可能性は高いかもしれません。これからの医療は、医学的なケアのみならず、生きがいや目的を持つような動機づけを行うことも視野に入れる必要があるかもしれません。
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