からだデータ

男性36%女性54%が梅雨で体調不良に…意外な湿度対策とは

気圧や温度・湿度の変化の影響…
気圧や温度・湿度の変化の影響…(C)日刊ゲンダイ

 ジメジメ、ムシムシ。雨が続くこの季節は分かっているとはいえ、天気を気にしただけで気分がめいる。食欲不振など体調不良を訴えるサラリーマンが増えるのも事実だ。

 大手気象予報会社「ウェザーニューズ」のアンケート調査によると、梅雨の時季に「不調が出やすい」と答えた人は、男性36%、女性54%だった。男性の少なくとも3人に1人は、何らかの自覚症状を感じているのだ。

 具体的には「頭痛、片頭痛、腰痛、あるいはぜんそくの発作」のほか、「食欲がない、体がむくむ、めまいがする、足や関節が痛む……」などさまざまな症状が表れるという。いずれも、気圧や温度・湿度の変化の影響で引き起こされる不調で、一連の症状は「耳マッサージで軽減する」とアドバイスしている。気になる人は同社のホームページをチェックするといい。

 さて、梅雨時の気候の特徴といえば、何をおいても「湿度」だろう。天気予報で、「今日の最小湿度は80%――」などと言われると、またジメジメかよとガックリしてしまう。

 湿度とは、空気中にどれだけ水分が含まれているかを示した割合で、一般的に快適な生活環境の湿度は「40~60%」あたり。某大手エアコンメーカーでは、「55~65%」としているから、気温にもよるが50%ちょっとくらいが快適ラインか。

 梅雨の時季、部屋の湿度を下げるにはエアコンの除湿機能を使うのが手っ取り早い。が、エアコンに頼る前に、部屋の片隅に吸湿性が高いといわれる新聞紙を重ね置いたり、重曹を置くのも除湿の役に立つ。除湿剤はチェーン薬局や100均でも売っている。

 この季節、快適に過ごすために試してみては。

関連記事