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【トマトと卵との炒め煮】ビタミンDとカルシウムの最強コンビで骨粗しょう症予防

生キクラゲの「トマトと卵との炒め煮」、右は「じゃことシシトウとの炒めもの」/(C)日刊ゲンダイ
旬を食す①生キクラゲ

 生キクラゲの旬は、4~9月です。成分は乾燥と変わりませんが、他の野菜にはないプリプリの食感が楽しめます。

 生キクラゲは料理の脇役といったイメージが強いですけれど、非常に栄養分が豊富です。ゴボウの3倍の食物繊維、食品の中でも保有量がトップクラスのビタミンD、牛乳よりも多いカルシウム、牛レバーの9倍もの鉄分などを含んでいます。

 中でもビタミンDとカルシウムは最強コンビです。ビタミンDはカルシウムの吸収を促すだけに、骨や歯を丈夫にする相乗効果が期待できます。骨がスカスカになってもろくなる骨粗しょう症の予防につながるのです。

 鉄分は貧血防止に役立ちます。貧血というと立ちくらみと思いがちですけど、疲れやすい、息切れしやすいといった症状も含まれます。鉄分は汗や尿なども含め、知らず知らずのうちに体外に出てしまうため意識的に摂取した方がよいかもしれません。

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