医者も知らない医学の新常識

リスクが16分の1に低下「ひげ」が皮膚がんを予防する

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 アメリカで顔や頭部の日光角化症の男性患者さん200人を調査したところ、口ひげのある人はない人と比較して、下唇に日光角化症ができるリスクが、何と16分の1に低下していたのです。

 髪の毛と同様、ひげにも、紫外線の皮膚への悪影響を妨げ、皮膚がんなどの予防効果があるようです。ひげを伸ばすことは、意外に健康的であるのかも知れません。

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石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

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