それに対し魚の摂取と健康の関係は、多くのコホート研究で、「心筋梗塞」や「脳梗塞」のリスクを下げ、やや寿命を延ばす方向にあるという結果が示されています。
国民健康・栄養調査の世代ごとの肉や魚の摂取割合の変化は、これらのコホート研究の結果を踏まえて再度解釈してみると、肉の摂取割合が低く、魚の摂取割合が高い人にがんや心血管疾患が少ないために、そうした人が長生きした結果と言える部分があることは確かです。
ただその全部を説明しているかというとそうではありません。難しいですね。
生活と健康 数字は語る