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切り昆布は体をアルカリ性に近づけるうま味成分のかたまり

ツナ、ニンジン、ピーマンとの炒めもの(手前)と切り干し大根とのハリハリ漬け風(C)日刊ゲンダイ

《作り方》 
 フライパンに中火でごま油を熱し、ツナを炒めたら昆布を加える。三温糖と酒を加えたら、さらに汁気がなくなるまで炒める。醤油を加え、ニンジンとピーマンを入れて火を切り、さっと合わせる。

■切り干し大根とのハリハリ漬け風簡単漬物

 切り昆布10グラムを戻したら、2、3カ所包丁を入れる。切り干し大根20グラムも水で戻し、何度も水洗いをし、臭みが消えたらしっかり絞って1カ所包丁を入れる。小鍋に酒大さじ3、醤油大さじ2、米酢大さじ1と2分の1、タカの爪少々、ショウガの千切り大さじ1を合わせ、さっと煮立てる。粗熱が飛んだら切り昆布、切り干し大根と合わせて冷蔵庫で1時間置くと薄味でいただける。密閉容器で3、4日冷蔵保存可能。

▽松田美智子(まつだ・みちこ)女子美術大学非常勤講師、日本雑穀協会理事。ホルトハウス房子に師事。総菜からもてなし料理まで、和洋中のジャンルを超えて、幅広く提案する。自身でもテーブルウエア「自在道具」シリーズをプロデュース。著書に「季節の仕事 」「調味料の効能と料理法」など。

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