他方で、カルシウムとビタミンDの併用は脳卒中の発症リスクを17%増加させることが示されました。また、ビタミンB6、ビタミンA、マルチビタミン製剤、抗酸化サプリメント、鉄分、脂質を抑えた食習慣などについては、死亡リスク及び心臓病の発症リスクに明確な関連性を認めませんでした。
解析に含まれた個々の研究結果が妥当なものだったか、議論の余地はあります。とはいえ、健康的な食事に興味のある方は、塩分を控えることに加え、ビタミンDやN―3系多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれる魚類、葉酸が多く含まれる緑黄色野菜やレバーなどを適度に摂取すると良いかもしれません。
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