3つ目は「睡眠するための時間を確保する」こと。
「布団に入った時間は分かっても入眠時刻は分かりません。そこで私が注目するのが、睡眠時間ではなく、布団やベッドにいる(いた)時間です。この床上時間は長いか、短いか、眠れているのか、否かの4つに分類できます。理想的なのは床上時間が長くて眠れているパターン。一番良くないのは短くて眠れていないパターン。短くても眠れているパターンはまだいいのですが、長くて眠れていないパターンはどうか。人間の睡眠時間は1サイクルで90分。例えば6時間なら3、4回はサイクルを取れています。私の職業的な感覚では2サイクル取れていない日が2週間続くと、高率でうつ病になると言えます。床上時間が4時間しか取れないと2サイクル以下になる可能性が高く、かなり危ない」
最低でも6時間くらいは確保したいところだ。
ストレス社会の生き延び方