市販薬との正しい付き合い方

体質や症状に合った漢方を使えば更年期障害を緩和できる

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 更年期障害の治療はホルモン補充療法が行われますが、薬も使われます。のぼせ、ほてりやめまいなどの対症療法として漢方が用いられるケースも多くあります。

 加味逍遙散、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散など、さまざまな漢方を体質や症状に応じて合致する漢方を見極めて使えば、つらい更年期の諸症状が緩和するかもしれません。

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神崎浩孝

神崎浩孝

1980年、岡山県生まれ。岡山県立岡山一宮高校、岡山大学薬学部、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科卒。米ロサンゼルスの「Cedars-Sinai Medical Center」勤務を経て、2013年に岡山大学病院薬剤部に着任。患者の気持ちに寄り添う医療、根拠に基づく医療の推進に臨床と研究の両面からアプローチしている。

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