愉快な“病人”たち

糖尿病で移植 南部虎弾さん「ボクは腎臓を3つ持っている」

南部虎弾さん(C)日刊ゲンダイ

 今年の5月下旬、カミサンの腎臓を1つもらいました。移植というと、「壊れたものを取って、良いものを付ける」と思うでしょう? でもボクの腎臓は取らずにカミサンのを付け加えたんですって。だから今、ボクは腎臓を3つ持っています。

 移植になったのは、糖尿病で人工透析をしなくちゃいけない体になったことが要因です。初めて自分が糖尿病だと知ったのは2011年でした。右足の甲の小指辺りが腐ったように変色し、膝から下が桜島大根のように膨れ上がったので近所の外科に行きました。すると、「これは内臓だと思う」と言われ、東京女子医科大学病院を紹介されたのです。

「フットケア」という専門科の先生がひと目で壊死と判断して、何をするかと思ったら針金でブスブス足の甲を刺して、痛くない部分をその日のうちに全部レーザーで削り取ったんです。白い筋が見えるくらい削り取った後、初めて自分が糖尿病だと聞かされて、そのまま3カ月の入院になりました。

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