病気を近づけない体のメンテナンス

【腰】「腰の痛みナビ体操」が効く3タイプの判定とやり方

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 特に、猫背姿勢のデスクワークや、立ち姿をきれいに見せようとする販売員らの背骨を反らした姿勢は腰に負担がかかりやすい。20~30分に1度くらいは、体を動かして姿勢を変えるようにした方がいいという。

 では、すでに慢性腰痛を抱えている人は、どのようなケアをするといいのか。リハビリテーション専門医でもある銅冶院長は、自ら「腰の痛みナビ体操」という運動療法を開発し、患者の治療にも取り入れている。そのやり方を紹介する。

 まず、どういうタイプの腰痛なのか、3つの腰の動きで自分のタイプを確認することから始める。そのタイプによって体操のやり方が異なる。

①足を肩幅に開いて手を腰に当て、体を後ろに反らして痛みが改善するようなら「後屈改善型」。②足を肩幅に開いて体を前に曲げて改善するようなら「前屈改善型」。

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