記憶に新しい元TOKIOメンバーによる強制わいせつ事件。依存症なのか否か? いずれにしてもアルコールの怖さやリスクに注目が集まった。
「お酒は多くの場合、私たちの生活に豊かさと潤いを与えます。一方、不適切な飲酒はアルコール健康障害の原因となります。そしてさらに、アルコール健康障害は、本人の健康問題であるのみならず、周囲の人を不幸にすることがあります」
そのために知っておかなくてはならないアルコールに関する知識とは。
「産業医としての経験からすると、以下に1つでも当てはまる人は、アルコール依存症になるリスクがあると思います」
①2週間すら断酒できない②1日の平均飲酒量が純アルコール換算で60グラム以上③飲みだすとコントロールがつかなくなる④職場や家庭で困ったことがある、または、困ったと周囲に言われたことがあるなど。
ストレス社会の生き延び方