緩和グループは、治療開始から3週間以内に緩和ケアチームが患者に面談。その後は月に1回以上、痛みの治療や精神的なケアを行っています。
3カ月の延命効果というとわずかと思うかもしれませんが、終末期の方を対象とした研究だけに決して小さくありません。緩和ケアに延命効果があることを純粋に注目すべきでしょう。
病棟の順番待ち問題の解決はすぐには難しいですが、緩和ケアは在宅でも受けられます。諦めることなく、在宅で診てもらえるかかりつけ医の治療を受けながら、順番を待つのが無難です。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁