愉快な“病人”たち

「白血病=死の病」というイメージを変えたい…友寄蓮さん

友寄蓮さん(C)日刊ゲンダイ

 今年2月、水泳選手の池江璃花子さんが白血病を公表されました。そのとき、白血病経験者代表のような形でテレビ出演をしたんですが、「何だ? こいつ」となって大炎上しちゃったんです。

 放送後、「これでいいのか?」「私は何を伝えたいのか?」と退院して以来、久々に自問自答しました。「苦しかった」と言えば、いま病気と闘っている人の不安をあおってしまうし、「楽勝でした」というのも違う。ましてや同情を買いたいわけでもない……。最終的に「感謝の気持ち、前向きな思いを伝えたいんだ」という答えにたどり着きました。

 私が白血病になったのは高校2年生の冬でした。秋に熱や咳が出て病院で風邪薬をもらいました。それでもなかなか治らないので別の病院に行ったのですが、そこでも風邪だと言われたのです。そのうち、階段で息切れしたり、体育の授業も欠席気味になり、友人からは「顔色が悪いから病院に行ったほうがいいよ」と言われるようになりました。登校して席に着くと寝てしまい、気付くと昼休みだったり、テスト中に居眠りしてしまうほど常にだるくて、「学校を休みたい」と思うようになりました。

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