大豆を原料にする豆腐は、古くから日本にある栄養豊富な風土食です。
中でも木綿豆腐は絹ごし豆腐と比べて水分が少ない分、タンパク質、脂質、カルシウムが豊富です。植物性タンパク質や脂質に多く含まれるリノール酸は血管疾患のリスクを軽減し、カルシウムは骨や歯をつくる重要な栄養素です。
冷ややっことしてそのままでもおいしくいただけますが、今回は水分の少ない木綿豆腐をさらに水切りしてステーキと和え物にしました。
水切りをすることによって、豆腐自体の味が濃くなるうえ、他の味が染みやすくなるからです。つまり使用する調味料が少なくて済むのです。塩分を控えることは不老不死レストランの大きなテーマでもあります。
特にステーキは水を切ることで、表面がカリッとしますので、食感もよくなります。
水切りは木綿豆腐をペーパータオルで包み、まな板で挟んで1時間おきます。こうすると、かなりの水分が抜けます。
ようこそ!不老不死レストランへ
木綿豆腐は水切りのひと手間で塩分を控えて味と食感アップ
風土の恵みを味わう<3>木綿豆腐