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最高気温33度を超えると熱中症の救急搬送が激増する

強烈な日差しの中でも夏の甲子園では熱心な観戦客が(C)共同通信社

 参考までに、平成29年中の救急車の出動件数は634万2147件。現場までの到着所要時間(119番通報を受けてから現場に到着するまでの時間)は平均8.6分。内訳は「5分以上10分未満」が392万1653件で、61.8%と最も多い。次いで「10分以上20分未満」が180万7696件で、28.5%。この2つで9割を占める。

 現場から、さらに病院まで搬送されることを考慮すると、少なくとも30分程度かかると覚悟すべきか。

 熱中症の前兆は頭痛や吐き気、立ちくらみ、喉の渇きなど人さまざま。素早い対応を心掛けたい。

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