生活と健康 数字は語る

調査結果で使われる「統計学的に有意」とはどういうこと?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 なんだかよく分からないかもしれませんね。実際の計算式を、とも考えるのですが、計算式を見たところで皆さんが分からないばかりか、私も分かりませんから、それはやめにしましょう。ただ国民健康・栄養調査に記載された実際の喫煙率の減少に合わせて計算してみると、危険率は小数点以下18桁以上という極めて小さな数字で、統計学的に有意な減少です。11%から7%の減少という女性であっても危険率は小数点以下7桁という数字です。男女とも天文学的な回数で標本を抽出しても、ほぼ毎回減少するというデータが得られるというわけです。これは客観的と言っていい指標ではないでしょうか。

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名郷直樹

「武蔵国分寺公園クリニック」院長、「CMECジャーナルクラブ」編集長。自治医大卒。東大薬学部非常勤講師、東大医学教育国際協力研究センター学外客員研究員。臨床研究適正評価教育機構理事。著書に「検診や治療に疑問を感じている方! 医療の現実、教えますから広めてください!!」(ライフサイエンス出版)、「逆説の長寿力21ヵ条 ―幸せな最期の迎え方」(さくら舎)ほか。

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