歌って健康になる

伊の大衆歌曲「カンツォーネ」でインナーマッスル活性化

戸山英二日本カンツォーネ協会会長(左)/(C)日刊ゲンダイ

「カンツォーネを歌う基本発声は、お腹の中から絞り出す。これができないと喉を痛めてしまいカンツォーネは歌い続けられません。私はこの発声を『戸山英二イタリア式若返り音楽療法』と命名しております」

「オー・ソレ・ミヨ」や「忘れな草」「サンタ・ルチア」の代表作で知られるカンツォーネは、イタリアで400~500年前から歌われてきた“民謡”である。

 戸山会長は武蔵野音楽大学声楽科卒業後、イタリアに留学し、本場で二十数年間、カンツォーネを学んだ。これまで日本やイタリアで受けた受賞数は数えきれない。 

「石井好子音楽事務所」(シャンソン歌手=1922~2010年)の専属歌手第1号だった戸山会長は、日本カンツォーネ界の第一人者だ。

「私はこの年で、まだ一度も風邪をひいたことがありません。病院も行ったことがない。顔のつやもいいでしょう」

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