タイプ別3つの「痛みナビ体操」で頑固な腰痛にサヨウナラ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 その人の腰痛に合った「痛みナビ体操」で、これまでなかなか良くならなかった腰痛を改善しているのが、「お茶の水整形外科」(東京)の銅冶英雄院長だ。自身のひどい腰痛を克服した経験からその体操は生まれた。銅冶院長に話を聞いた。

 腰痛といっても、腰に負担をかける姿勢が問題の姿勢性腰痛もあれば、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症などもある。しかし、銅冶院長が勧める「痛みナビ体操」は、病名は関係しない。

「病名ではなく、どういった動きで腰痛がひどくなるかを見て、行う体操を決めます。神経の圧迫改善が痛みやしびれの改善につながるのですが、神経圧迫は複数の原因が絡み合って生じているので、“この病名だからこの体操”と単純には決められないのです」

 痛みをナビゲーターにして痛みを解消するから「痛みナビ体操」。自分に合った体操を選ぶには、次の3つの動きを試す。すべて足は肩幅に開いて行う。

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