「大手チェーンの調剤薬局なのに在庫がないとはどういうことなのか」と憤るのは都内在住の40代会社員。
先日の夕方、退社後に自宅近くの調剤薬局に立ち寄った時のこと。昼間にもらった病院の処方箋を薬剤師に渡すと、そこに記されている薬がないというのだ。
取り寄せなければならないので、明日の昼以降に再訪してほしいという。
「診察後すぐ、病院前の門前薬局をのぞいたら、とても混んでいた。会社にも早く戻らなければならず、少しでも時間の節約になればと、帰りに別の薬局で薬を受け取ることにしたんですが、かえってロスになってしまいました」
この会社員は結局、2日がかりでようやく薬を受け取ることができた。緊急性の高い病気ではなかったので、事なきを得たが、こうした事態はしばしば起こるという。街中にある地域薬局の店長は「在庫がないことによるトラブルは実は非常に多い」と話す。
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