「IFTTT(イフト)」で2つのアプリやサービスをつなぐ仕組みは、アプレットと呼ばれます。目的に応じて簡単に作ることができます。
今回は練習として、薬の時間をLINEで知らせるアプレットを作ってみようと思います。
IFTTTにサインインすると、画面の右上に人の頭のようなマークが表示されるはずです。これをクリックするとメニューが表示されますから、「Create」を選んでください。すると「New Applet」の画面に移動します。この画面からアプレットを作っていきます。
まず「+this」をクリックします。するとIFTTTで使えるアプリやWebサービスの一覧が表示されます。「Date&Time」を検索してください。時計マークのロゴがそうです。これを選択し、メニューにしたがって「Connect」をクリックすると、タイムゾーンを聞いてきますから「Tokyo」を選びましょう。
すると「Choose trigger」というページに移ります。この中から「Every day at」を選択します。そして時刻を指定します。毎朝薬を飲むひとなら、「7AM 00Minutes」といった具合です。そして「Create trigger」をクリックします。
先ほどの画面とよく似た画面に戻りますから、今度は「+that」を選択し、LINEを探します。見つかったらクリックし「Connect」を選択します。誰のLINEか聞いてきますから、自分のメールアドレスやパスワードを入力してください。メニューにしたがって進むと「Choose action」のページに移ります。「Send message」をクリックし、Messageに「朝7時です。薬を飲んでください。」と入力。そして「Create action」です。
これで完成です。最後に「Finish」を押せばOK。
明日から毎朝7時に(多少のタイムラグはありますが)、あなたのスマホにLINEメッセージが届くことでしょう。
永田宏
長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授
筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。