その結果、ラーメン店の数が多い都道府県ほど、その地域の脳卒中による死亡率が男女ともに高いことが示されました。一方、ラーメン店以外のレストランでは店舗数と脳卒中による死亡率に、明確な関連性を認めませんでした。
この研究では、ラーメンの直接的な摂取量が評価されているわけではありません。また、ラーメン店ではギョーザやチャーハンなどラーメン以外の料理も提供されうることも考慮すれば、ラーメン店の多い環境に住むことが脳卒中のリスクになりえるとは結論できないでしょう。とはいえ、将来的な健康リスクを考えれば、やはり大事なのはバランスの良い食習慣かもしれません。
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