風間さんも“天龍スペシャル”の経験者で、「こんな飲み方してるから、どんどん酒が強くなっちゃったんですよね」と笑っていた。
■百薬の長である酒量は
一般人は決してマネしてはいけない酒豪ぶりだが、アルコールをめぐっては、飲酒後に血圧が下がるという報告もある。そうだとすると、どう解釈すればいいのか。
「夕食時にアルコールを摂取してしばらくは、血圧が下がりますが、就寝してから起床時にかけて普段よりも血圧が上がりやすい。その血圧上昇については、アルコール摂取量が一定量を超えて増えれば増えるほど、高くなります。つまり、一定量が問題です。その範囲内なら、血圧をそれほど上げることなく、血管障害のリスクを下げるメリットを享受できます。その一定量は、アルコール量で1日30ミリグラムです」
病み患いのモトを断つ