中高年でもできるマイ健康管理アプリ

体重計の測定データを自動的にスプレッドシートに保存

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写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 Withingsのスマートフォンアプリをインストールしましょう。アプリ名は「Health Mate」です。これにWithingsの体重計を登録します。アプリの指示にしたがって操作すればいいだけです。

 登録作業が終わったら、試しに体重計に乗ってみてください。測定が終わったら、Health Mateの画面を指で少し下に引っ張ってください。データが自動的にアプリに吸い上げられます。

 ここまでできたら、測定結果をGoogleドライブのスプレッドシートに記録するのは簡単です。まず、IFTTTにサインインし、「Create」を選択して新しいアプレットを作ります。手順は次の通りです。

①「+this」をクリック

②「Withings」を選択

③「Body Scale―New measurement」を選択

④「+that」をクリック

⑤「Google Sheets」を選択

⑥「Add row tospreadsheet」を選択

⑦「Spreadsheet name」を入力

 デフォルトでは「NewBody Scale measurement」です。他の名前に変えて構いません。日本語の名前でも問題ありません。あらかじめGoogleドライブにファイルを作っておいても構いませんし、なければ自動的に生成されます。

⑧「Formatted row」を編集する

 Body+を使っている人は、デフォルトで測定日時、体重(ポンド)、体重(キログラム)、除脂肪体重(ポンド)、除脂肪体重(キログラム)、脂肪量(ポンド)、脂肪量(キログラム)、体脂肪率がスプレッドシートの新しい行に追加されます。しかし、ポンド単位の数値は必要ないでしょうから、削除してください。

⑨「Drive folder path」でフォルダーを指定する

 デフォルトでは「IFTTT/Withings」となっていますが、自分で変えて構いません。対応するフォルダーがまだGoogleドライブ上になければ、自動的に生成してくれます。

 うまくいきましたか? これできょうから、体重計のデータが自動的にスプレッドシートに保存されていくわけです。

永田宏

永田宏

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

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