ベトナムのような社会主義の国家は、「都市部で暮らしていようが地方で生活していようが、国民は等しく同じレベルの医療を受ける権利がある」というのが本来の考え方です。しかし、実際は日本の方がそれに近い。よく「日本の国民皆保険制度は社会主義的だ」と言われますが、今回のベトナム訪問で、それも納得させられる部分がありました。
ベトナムだけでなく、中国、インドといったアジア諸国の医療をこれまで実際に目にしてきました。そのたびに日本の医療と国民皆保険制度の素晴らしさを再認識し、世界に誇れるものだと感じさせられます。
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」