「ミネラル入りむぎ茶」は“無糖のコンディショニング飲料”だ

日本ランニング協会はミネラル入りむぎ茶を推奨

「スポーツの秋」真っ盛りのこの季節、スポーツ時の飲料として「ミネラル入りむぎ茶」がお薦めだ。その理由は、汗で失われたミネラルが手軽に補給できることはもちろん、無糖で、カロリーゼロのため、糖分の過剰摂取といった心配もない。さらに、カフェインが含まれていないことも「ミネラル入りむぎ茶」の魅力だ。

手軽にミネラル補給できる

 ランニングをライフスタイルの一部として定着させ、全ての人々が健康になることに貢献したいという理念を持つ一般社団法人日本ランニング協会の小林渉代表理事。大学時代には箱根駅伝に出場、その後も10年間実業団で選手として活躍した小林さんは自らの経験を踏まえて「ミネラル入りむぎ茶」を推奨している。

「ランニングで長距離を走って汗をかくと水分だけではなく、体に必要な栄養素であるミネラルも同時に失われてしまいます。しかし、ミネラルは体内で作ることができないため食品や飲料から補給する必要があります。日常飲料として飲まれている『ミネラル入りむぎ茶』はミネラルが補給できるばかりか糖分を含まないので、健康づくりを意識したランナーにはお薦めのドリンクといえますね」

 むぎ茶は誰もが子供の時から飲み慣れている身近な飲料だ。それだけに抵抗なく飲めるだろう。

「点滴飲み」が効果的

 一方、健康スポーツ医も「ミネラル入りむぎ茶」の効果を認めている。河村循環器病クリニックの河村剛史院長は、

「健康を目的にランニングやウオーキングなどスポーツを楽しんでいる方の中にはスポーツドリンクを飲んでいる方も多いと思います。しかし、過剰に摂取してしまうと急性の糖尿病に似た症状、いわゆるペットボトル症候群になる危険性があります。健康的に体を動かす方には無糖でミネラルが補給できる『ミネラル入りむぎ茶』がお薦めです。日常生活や健康的スポーツ時には『水』や『ミネラル入りむぎ茶』、大量の汗をかいた場合には『スポーツドリンク』、脱水症状の時には『経口補水液』と、シーンに合わせて飲用することが理想的です」

 とアドバイスする。また、飲用方法にも注目したい。

「水分とミネラル補給は一気に行っても血液内に吸収された時にしか効果がないため、少しずつ継続して飲む『点滴飲み』が効果的」

 と話す。

東洋大学陸上競技部長距離部門駅伝チームの食事の様子
アスリートも注目! 駅伝の強豪・東洋大学も飲用

 駅伝の強豪・東洋大学陸上競技部長距離部門駅伝チームは「ミネラル入りむぎ茶」を「無糖のコンディショニング飲料」として飲用している。同チームを率いる酒井俊幸監督は、

「レースの結果は練習だけではなく、日常生活でのコンディショニングづくりにも大きく左右されますので、体調に大きく関わる食事管理の大切さを選手に指導しています。『ミネラル入りむぎ茶』はミネラルが補給でき、無糖でカフェインゼロの優れたコンディショニング飲料ですので、選手に安心して薦めることができます。また『ミネラル入りむぎ茶』の血液サラサラ効果は血中の酸素飽和度を上げ酸素運搬能力を高める。さらに体温が上がりペースが落ちることもあるので『ミネラル入りむぎ茶』の上昇した体温を下げる効果にも注目しています」

 という。

 実際に飲んでいる選手も、

「今までは糖を含む飲料を飲んでいましたが、練習もしていない時にそういうものを飲んでしまうと、カロリーを多く摂りすぎてしまい体重増加にもつながります。『ミネラル入りむぎ茶』は無糖でカロリーがないので、自分には欠かせない飲料の一つです。『ミネラル入りむぎ茶』を飲用することで体重管理が楽になりました」(駅伝チーム・相澤晃主将)

 と語る。

 アスリートの体調管理に欠かせない「ミネラル入りむぎ茶」をスポーツシーンに取り入れてみてはいかがだろうか。

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