発達障害などで不登校の子どもに 親がやりがちなNG行動

(C)naumoid/iSock

「これは、一定の効果がありますが、ある時点を超えると慣れて効果がなくなります。それよりも、『子どもの好きなものを取り上げることでその行動を減少させる』といったマイナスの罰の方が効果があるのです」

 決めたゲームの時間を守れないなら、明日はゲームの時間はなしだからね、というのはマイナスの罰だ。ここで大切なのは、「~の時に、~したら、~する」という姿勢を、ブレさせないこと。「午前中の勉強時間に、ゲームをしたら、明日のゲーム時間はなしにする」という日もあれば、「午前中の勉強時間に、ゲームをしたが、親が今日は疲れているからと見逃す」という日もあるのでは、子どもは親の行動を理解できず、やがて、親の言葉を聞き入れなくなる。

 覚えておこう。

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