平均で17年間にわたる調査の結果、収入が減少した人は10%(900人)、変化がなかった人は70%(6284人)、増加した人は20%(1805人)でした。心臓病のリスクは、収入の変化がなかった人と比較して、減少した人で17%、統計学的にも有意に増加しました。一方で、収入が増加した人では14%、統計学的にも有意に低下しました。
もちろん、収入と心臓病に直接的な因果関係があるわけではないと思いますが、収入の増減による生活の変化と健康状態は軽視できない問題かもしれません。
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