病み患いのモトを断つ

インフルが早くも流行の兆し 5つの薬の解熱時間の違いは

パンデミック(右、2009年当時)以降、薬が効きにくいタイプのウィルスが…(C)日刊ゲンダイ

 気になるのは、薬の治療効果だろう。種類は、タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタ、ゾフルーザの5種類。A型におけるこれらの薬の平均解熱時間は、タミフル27.7時間、リレンザ32.8時間、イナビル27.4時間、ラピアクタ30.5時間、ゾフルーザ24.5時間とそれほど大差がないが……。

「パンデミック以降、タミフルとラピアクタについては、一定数、薬が効きにくいタイプのウイルスが検出されています。また、ゾフルーザはほかの4剤に比べて、体内からウイルスを減らす効果が高い。服用の仕方も、内服や吸入、点滴静注などさまざまなので、患者さんの状況やウイルスなどに応じて使い分けることが大切です」

 ゾフルーザをめぐっては、変異を持ったウイルスだと、ウイルス量が再上昇するという報告もあるが、変異の有無で症状の変化は認められず、はっきりしたことは分かっていない。

「37.5度を超えると、インフルエンザの発症が疑われますが、どの薬にせよ、発症から使用までの時間が短い方が、発熱時間が短くて済みます」

「ヤバいかも」と思ったときは、発症12時間くらいのうちに受診するといいだろう。

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