愉快な“病人”たち

重病説まで流れて…たかまつななさんが語る虫垂炎性腹膜炎

たかまつななさん(C)日刊ゲンダイ

 でも、ずっと痛いし吐き気も続いていました。なのに「盲腸ならもっと痛がるはずだ」と言われ、病名はなかなか確定しなかったんです。3日後、開けてみないとわからないという状態で腹腔鏡手術となり、結局、盲腸を切除しました。

 全身麻酔から目覚めると、呼吸がうまくできなかったり、幻覚を見る体験をしました。しばらくは体液がたまる点滴みたいな袋をぶら下げていなければならず、あれはうっとうしかったです。それでも回復していき、1週間ほどで無事退院となったのです。

 3日後に再入院になったのは、熱がまた40度近く出てしまったからです。腹膜内が炎症を起こしていたようで、初めの数日間は点滴による抗生物質投与でした。でも数値が良くならなかったので、腹腔内の膿を抜くための手術になりました。

 体調もさることながら問題は仕事でした。たまたま講演会がたくさん入っていた時期だったので、代理を探すのに苦労しました。自分と同等か、格上の人を代理にするのが礼儀ですけれど、自分の事務所でタレントは私だけ。そんな時、手を差し伸べてくださったのが大手芸能事務所の方で、いろいろな先輩や同期の方々に代わりを務めていただきました。本当にありがたかったです。

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