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チンゲンサイは食感の違いを楽しみながら高血圧予防

チンゲン菜の豚バラ肉との酒小鍋仕立て(奥)と、だし浸し(C)日刊ゲンダイ
旬を食す<5>チンゲン菜

 緑色が鮮やかなチンゲン菜は見た目が美しいだけでなく、栄養も豊富です。抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテンに加え、高血圧予防のカリウム、骨粗しょう症予防のカルシウム、免疫力アップのビタミンE、貧血防止効果のある鉄分などが含まれています。

 シャキシャキとした歯応えが特徴の食材ですし、今回はそれを生かした2品にしました。豚バラ肉との酒小鍋仕立てと、だし浸しで、ポイントになるのはチンゲン菜の切り方です。

 小鍋仕立ての方は軸の部分を繊維に沿って切ります。シャキシャキとした食感を味わっていただきたいからです。葉と軸では食感が違う上、加えた長ネギもアクセントになり、食感の違いを楽しめます。

 だしは、あえて使いません。必要がないからです。加える調味料は酒と塩とナンプラーだけ。お好みでポン酢や辛味の薬味などを加えても構いませんけれど、鍋の汁と具材だけでも十分おいしくいただけます。

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