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自分や他人を許せる人は睡眠の質、健康状態、幸福度が高い

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 眠りたいのに眠れない、睡眠中に目が覚めるといろいろ考えてしまって眠りに戻るのが難しい……。あなたにも覚えがあるのではないでしょうか。

 アメリカ人の30%に慢性的な不眠の症状が見られるという数字があるほどで、現代人にとって十分な睡眠を取るのは難しくなっているようです。

 そんな中で、ぐっすり眠りたかったら「誰かを、そして自分を許すことが有効」という調査結果が、心理学雑誌「サイコロジー&ヘルス」に掲載され話題になっています。

 調査を行ったのは、アイオワ州にあるルーサー・カレッジのローレン・トゥーサン教授です。約1400人を対象に行った調査では、まず彼らにこんな質問をしました。

「人を傷つけるような過ちを犯した自分を、また同じように自分を傷つけた他人を、あなたはどのくらい許せますか?」

 そして同時に、彼らの過去30日間の睡眠の状態がどうだったか、さらに現在の健康状態や幸福度を尋ねました。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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