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自分や他人を許せる人は睡眠の質、健康状態、幸福度が高い

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 その結果、自分や他人を許せると答えた人は、そうでないと答えた人より長く眠っているだけでなく、睡眠の質も健康状態も良く、幸福度も高いことが分かったといいます。特に、他人を許せると答えた人の睡眠の質が高いことも分かりました。

 トゥーサン教授は「自分や他人を許せるということは、怒りや後悔といった感情を弱めるだけでなく、昼間起こった嫌なことを緩衝材のように受け止めて、リラックスした気持ちになり、安眠に導かれるからではないか」とコメントしています。

 ただしこの調査は小規模なもので、「許し」が直接安眠に結びつくと証明したものではありません。しかしトゥーサン教授は過去にも「許す」ことと健康との因果関係などの調査を行っていて、ポジティブな結果を得ているといいます。

 トゥーサン教授は睡眠も含め健康のためにはもっと許しが大切とし、許し方のテクニックの研究も行っています。

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シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

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