愉快な“病人”たち

最後の手段で肛門にホースを…お侍ちゃんが語るクローン病

お侍ちゃんさん(C)日刊ゲンダイ

 クローン病は、消化管に炎症や潰瘍ができる原因不明の国が指定する難病です。口腔から肛門までのどの部分にでも起こり得ると言われていまして、私の場合は小腸だったのですが、難病だけにその線引きは厳密でなかなか確定診断されませんでした。だから確定されたときは、ショックよりも「これでやっとみなさんに説明ができる」とホッとしました。

 事のはじまりは今年1月末の腹痛です。消化不良や膨満感は日常的にあったのですが、いつもよりも強めの痛みに近所の町医者を訪ねました。すると「胃腸炎」と診断され、処方された薬を飲みました。でもまるで効かず、再び町医者を訪ねると「総合病院でCTを撮ってほしい」とのことでした。

 折しもミュージカルの稽古が始まったばかりで、休みたくない私は痛み止めの点滴で今日をしのいで、翌日の稽古休み日に総合病院に行こうと考えました。しかし、点滴を終え稽古場に向かう間に痛みが増してしまい、仕方なく総合病院へ行ってみたらば、もう動けなくなり、そのまま入院となったのです。

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