独白 愉快な“病人”たち

その時が来たと手術を決断…島津悦子さん語る変形性股関節症

島津悦子さん(C)日刊ゲンダイ

 ステージに立っていられないほどになったので手術覚悟で病院を探し、整形外科クリニックから大学病院を紹介してもらいました。医師には「まだ使えないことはないけど、どうする?」と言われたのですが、良くなることは絶対にないし、すでに覚悟はできていたので手術を希望したというわけです。

 手術は、大腿骨頭を切断し寛骨臼を削り、人工股関節を取り付ける「人工股関節置換手術」というものです。出血量も多いということで、手術1カ月前に「貯血式自己血輸血」のための血液400ミリリットルを採血しました。

 何がつらかったかって、麻酔から目覚めると両脚がベルトで固定されていて24時間動けない状態だったことです。でも、世の中にはもっと大変な病気と闘っている方が大勢いらっしゃいます。そのような方々に比べたら私は楽なほうだとは思います。看護師さんに寝返りをお願いしても1分もしないうちに痛くなって元に戻してもらわなくちゃならなかったり、輸血や点滴、尿管、太ももから血液を出す管などにつながっているのも嫌な感じでした。

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