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もずくは塩抜きと水切りの手早い下処理で免疫力アップ

もずくと干しエビのかき揚げ(左)と卵とのスープ(C)日刊ゲンダイ
ネバネバ食品(3)もずく

 料理をするうえで重要なのが食材の下処理です。

 例えば、こんにゃくは20分程度、煮て、なおかつ乾煎りして水分と臭みを徹底的に排除します。そうすることで味が入りやすくなり、加える調味料は少量で済みます。ネギの小口切りやみじん切りは、芯や芯の外側にある薄皮を取り除きます。芯には独特の粘りがあって生食に不向きですし、薄皮のぬめりは切る際の障害となり、結果として食感が落ちるからです。

 塩分を控えて、食材本来のうま味を十分に引き出す。なにより食べたときに、おいしいと感じなければストレスになりますし、豊富な栄養素も身になりません。

 調理の際に、ちょっとした時間と手間をかけること、丁寧な下ごしらえをすることが大切なのです。

 市販されているもずくの多くは塩漬けにしてあります。日持ちをよくするためです。なので塩抜きの下処理が必要になります。何度か水洗いしたあと、水に浸し、塩気が抜けたのを確認してからしっかりと水切りします。

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