病み患いのモトを断つ

不潔な入れ歯で発症リスク6割増 肺炎をこじらせる生活習慣

入れ歯のクリーニングは十分に(C)日刊ゲンダイ

 最後は、ワクチンだ。

「肺炎は、いろいろな細菌やウイルスによって発症しますが、一番怖いのはインフルエンザから生じるケース。ですから、肺炎予防の肺炎球菌ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンも毎シーズン接種すること。肺炎球菌ワクチンは数年で効果が薄れるので、5年ごとに再接種するといいでしょう」

 呼吸困難はつらい。予防が肝心だ。

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