100年人生が楽しくなる半日断食

ランチは100%ハンバーグに唐揚げかエビフライをトッピング

お肉100%なら糖質はほぼゼロ

 ハンバーガー店では?

「糖質が多いハンバーガー、ポテト、コーラの3点セットの代わりに主菜として選びたいのはフライドチキン(2個で糖質16~17グラム)やチキンナゲット(5ピースで糖質10~13グラム)です。副菜としてはグリーンサラダやコールスローサラダ。コーラの代わりにはコーヒーや紅茶をブラックかストレートで。糖質ゼロ系のコーラならOK。果物・野菜ジュースは糖質が多いのでパスしましょう。バンズの代わりにレタスでパテを挟んだモスバーガーの『モスの菜摘』シリーズなら糖質が12グラム以下なので食べてもいい」

 牛丼はどうか。

「牛丼店では一汁三菜に1品加えて四菜にします。主食には牛肉などの具材だけを盛りつけたご飯抜きの皿で、糖質9~10グラムに抑えられます。副菜には野菜サラダを選択しますが、ポテトやゴボウが入ったサラダは控えましょう。おしんこや冷ややっこ、卵を加え、豚汁(里芋は食べない)や、シンプルな味噌汁をオーダー。すき屋の『牛丼ライト』はご飯の代わりに豆腐を使っており、並盛りで糖質20グラム以下です」

 工夫次第で、外食も怖くない。

(構成=中森勇人)

3 / 3 ページ

江部康二

江部康二

1950年、京都府生まれ。京都大学医学部卒。高雄病院理事長(内科医、漢方医)。日本糖質制限医療推進協会代表理事。近著に「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」(ダイヤモンド社)がある。

関連記事