「糖質制限は早く始めるほど糖質病の予防に効果的です。コントロールの悪い糖尿病患者さんはたくさんのAGEsを抱えていて、老化が進み、寿命が10年短くなるといわれています。生活習慣病型のがんである大腸がんや乳がん、すい臓がん、腎臓がん、食道がん、子宮体がん、胆のうがんなどもまた“糖質病”に他なりません。また、AGEsはがんの転移を促進する可能性がある。増えていく虫歯も歯周病も糖質病。糖尿病患者のアルツハイマー病の発症リスクはそうでない人の2倍。そういう意味で認知症も糖質病のひとつなのです」
アメリカ糖尿病学会では2013年10月から期限や限定なしで糖質制限食を容認しているのだという。
何より同級生たちより若くいられるだけでもやる価値がある。 =おわり
(構成=中森勇人)
100年人生が楽しくなる半日断食