中高年「偽関節」リスク 家庭での“足をゴン”は甘く見ない

病気にかかりやすくなり慢性疼痛に悩まされる

「一般的に骨折治療を始めて6~8カ月を過ぎても骨がくっつかない場合は偽関節を疑います。治療の基本は手術です。再生機能を失った骨折端を切除して間隙に侵入した線維組織を除去したのちにプレートなどで固定します。場合によっては自家骨移植を併用することもあります。いずれにせよ、大掛かりな治療となります」

 中高年は骨折を甘く見てはいけない。心当たりのある人は整形外科で診察してもらうことだ。

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