また、元サッカー選手における認知症治療薬の処方状況について解析したところ、元フィールドプレーヤーよりも元ゴールキーパーで治療薬の処方が少ないという結果でした。
心臓病や肺がんの死亡リスクが低いという結果は、元サッカー選手がもともと健康的であり、喫煙者も少ない集団だったからだと思われます。しかし、そのような健常集団でありながらも認知症による死亡リスクが高いという結果は競技中の慢性的な外傷が健康状態に影響を及ぼしている可能性を示唆します。とりわけフィールドプレーヤーはヘディングの影響も軽視できないかもしれません。
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