中央値で10・5年にわたる追跡調査の結果、1日の歯磨きの頻度が0~1回の人と比べて、3回以上の人では、心房細動のリスクが10%、心不全のリスクが12%、統計学的にも有意に低下しました。
もちろん、食後の歯磨きを欠かさない人は健康に対する関心が高く、規則正しい生活習慣を心がけているような健康的な人であり、そもそも心臓病の発症リスクが低い人だったのかもしれません。
とはいえ、食後の歯磨きは虫歯や歯周病を予防するだけでなく、生活習慣病の発症リスクを低下させる可能性も報告されており、健康を維持する上で重要な生活習慣といえるかもしれません。
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