東大医学部卒の教授が語る 5年後治る病気・死ななくなる患者

2019年から「がんゲノム医療」が始まった(C)日刊ゲンダイ

 医療はあと数年で完成期に入り、「死なない」時代がやってくる。そう主張するのが、「Die革命」(大和書房)の著者で埼玉医科大学客員教授の奥真也医師だ。東大医学部を卒業、仏国立医学研究所に留学、東大医学部付属病院22世紀医療センター准教授などを経てビジネス界に転身。製薬会社、医療機器メーカーなどに勤務した経歴を持つ。そんな奥医師は、現在の医療は9合目で、医学が完成すれば、死の脅威をもたらす病気はほとんどすべて姿を消すと予測する。では、5年後に治る可能性があるのはどんな病気なのか?

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