人生100年時代の歩き方

飲み続けると事故リスクが上がる「抗不安薬」と「睡眠薬」

全処方の53%が65歳以上(C)日刊ゲンダイ

 その状況を受け、副作用が10件以上報告された薬をリストアップ。そのトップ3が「催眠鎮静剤、抗不安薬」「その他中枢神経用薬」「精神神経用薬」で、精神神経系の薬が上位を独占しているのだ。

 ベンゾ系の薬は、中枢神経の興奮を抑え、不安感を和らげたり、不眠を抑えたりするが、その作用が強過ぎると眠くなったり、認知機能がダウンしたりするなど副作用が表れる。特に高齢者は、薬を分解して代謝する力が低下することから、その危険性が高いという。

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