「体が温まって血液循環が良くなり、さらにアルコールが全身に回るので転倒のリスクが高まります。全身に大量の血液が送られ、脳や心臓の血流が減少するので、脳貧血、不整脈、心臓発作などを起こす可能性もあります。一時的に血圧が下がり、入浴で一層血圧が下がって、気を失っておぼれてしまう恐れもあります。できれば2時間ほど空けてから入浴するようにしてください」
■風邪をひいている時はやめた方がいい?
「本人に入浴する元気があるなら、入浴して構いません。熱い湯は体力を消耗するため、ぬるめの湯で。風呂から上がってすぐに布団に入ると、体温がこもって寝汗の原因になりかねないので、体のほてりを十分に取ってから布団に入るようにしましょう」
■寝つきよくするのに風呂は役立つか?