「子宮筋腫」で生理がつらい…知っておきたい4つの治療法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■UAEは保険適用で体への負担が少ないのにあまり知られていない

 妊娠を希望しない人は、「子宮を残したい」「残さなくてもいい」のどちらかで、治療の選択肢が変わる。子宮を残したければ、ホルモン療法やUAEなどの手があるし、残さなくてもよければ子宮全摘術がある。

 なおUAEは、子宮動脈にカテーテルを使って動脈をふさぐ塞栓剤を入れ、血流をとめて子宮筋腫を徐々に縮小させる治療法だ。

「子宮筋腫は命にかかわる病気ではありません。その人の最終ゴールは何かを考えて治療を決めるべき。今は高年齢でも生理があれば出産の可能性がゼロではありません。本人は妊娠を希望しないと言っても、その点はかなり確認します」

“最終ゴール”といえば、再発の可能性も考えたいポイントだ。

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