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医師が実践する風邪予防 鼻うがいのほかにもう一つは?

ペットボトルの水を一口…
ペットボトルの水を一口…

 風邪は、ひかないに越したことはない。赤坂山王クリニックの梅田悦生院長は風邪予防に鼻うがいをしているという。

「風邪の“震源地”は、上気道の感染です。鼻うがいをすると、この部分を洗い流せるのでうってつけです」

 人肌のぬるま湯200グラムに2グラムの塩を溶かし、鼻から吸い込んで口に流す。薬局で関連商品も売っている。

 ベストは鼻うがいでも、ちょっとしんどい。楽な予防法もある。

「医師の中には、風邪の患者さんの診察を終えると、ペットボトルの水を一口飲む人がいます。これも、ウイルスが感染する前に洗い流すイメージです。鼻うがいも水飲みもエビデンスはありませんが、私も周りの医師もほとんど風邪をひきませんから、経験則で効果はあると思います」(梅田氏)

 実践してみよう。

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