膝が痛いが手術はイヤだ…注射1本でOKの新治療PRPとは?

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 同じ膝痛患者でも「家族の介護で入院できない」「1年半程度の効果の持続期間でもPRP療法を選ぶ」「膝の変形を何とかしたいから手術」などニーズが異なる。谷川医師は各治療のメリット、デメリットを説明し、最も適した治療を選んでもらうようにしている。

 ちなみに「手術に匹敵する」といわれるほど膝痛に効果的なのが減量。膝痛で手術予定の人が、別の病気にかかり激痩せしたところ、膝痛がなくなり手術が不要になったケースもある。できるなら膝痛が悪化する前に食事改善と運動で減量を。谷川医師は今年4月から千葉県の白井聖仁会病院へ異動予定だが、PRP療法などの再生医療は東部病院で変わらず受けられる。

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