万が一、発症すると、首や脇の下、脚の付け根などのリンパ節が腫れたり、免疫力の低下で風邪や肺炎にかかったり。赤血球や血小板の造血が妨げられると、倦怠感や動悸、鼻血や歯茎からの出血を招いたりします。
北別府さんは貧血やだるさ、リンパ節の腫れなどがなく、軽い免疫力の低下で済んでいたのでしょう。
この病気には5つのタイプがあり、進行が遅いタイプなら発症後も経過観察で済むケースもありますが、そうでなければ抗がん剤と骨髄移植に。骨髄の提供者が見つかって、移植がうまくいけば、浅野さんのように治癒が期待できます。北別府さんの復活を望むばかりです。
Dr.中川のみんなで越えるがんの壁