30年以上病気知らず 人気ドクター大谷義夫医師の健康法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 大谷院長は呼吸器内科専門医。今の時季はインフルエンザや風邪の患者がクリニックに押し寄せ、一般の人より感染のリスクが高くなる。しかし記者は大谷院長と知り合って約10年になるが、インフルエンザや風邪をひいている姿を一度も見たことがない。大谷院長も「30年以上病気をほぼしたことがない」と話す。秘訣は、最新研究から見つけ出した「科学的根拠に基づく体調管理法」を実践していることだ。

【マスクを正しく使う】

 大谷院長によれば、インフルエンザや風邪は体調を崩す最大の原因。

「その予防にマスクは有効です。飛沫、喉の乾燥、接触感染の3つを防止するからです。ただし大半の方はマスクの使い方を間違えている」

 ポイントは4つ。①鼻と口をしっかり覆うジャストサイズを選ぶ。②つける前に手を洗う。③つけ外しはゴム紐を持ち、外す時にマスク表面を触らない。④頻繁に交換。一度外したものは捨てて、新しいものに替える。

2 / 4 ページ

関連記事